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社協ブログ

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【地域情報】自治会の出番ですよ!~困った時はお互い様!いざという時の助け合い~

2024-03-29
 3月16日(土)「箕面市の自治会を考える会」主催で今年度最後のイベントが開催され、自治会を中心に38団体・46名が参加しました。
 ※第1回目の様子はこちら、第2回目の様子はこちら、第3回目の様子はこちら

 最終回は、“公的機関の救援が不足する災害発災直後をどのように乗り越えるのか”そのための「自主防災・地域防災」をテーマに意見交換を行いました。また、上島市長、神代市議会議長も出席されました。
 初めに箕面市の自主防災組織「地区防災委員会」について、箕面市 総務部 市民安全政策室 室長の森口氏から話題提供がありました。
地区防災委員会についてはこちら(箕面市ホームページ)
 その後、「自分たちの地域は自分たちが守る」をテーマに5つのグループにわかれての意見交換。内容は多岐にわたりましたが大きくわけて以下の3つの内容でした。

○自治会独自でできる工夫や悩みごと
 安否確認の仕組み(名簿づくり)、マニュアルの整備、独自に実施している防災訓練の内容、備蓄の状況…

○校区単位(地区防災委員会)レベルのこと
 全市一斉総合防災訓練(1月17日実施)の在り方、地区防災委員会の組織のこと、自治会がないエリアの安否確認…

○市全体のこと
 行政にお願いしたいこと
グループでの意見交換
 次に全体ディスカッションです。先ほどの5つのグループでの意見を共有したのちに、全体で深堀りしていきました。
 例えば、”全市一斉総合防災訓練は1月17日のままでよいのか?”というテーマ。
 「訓練に参加しやすいように土日に開催したほうがよい」という意見もあれば「地震はいつ起きるかわからない。平日に訓練をすることで小中学校の子どもたちも含めて訓練できる」だったり、大阪北部地震の時は「向こう三軒両隣の声掛けがあることで安否確認できた」という体験談もありました。
 また、”地区防災委員会”というテーマ。
 「地区防災委員会に参画している自治会の役割と自治会以外の団体の役割の整理が必要ではないか」という意見や、中小地区防災委員会が昨年の夏に開催したイベント「避難所お泊り体験」を題材に「地区防災委員会の役員が運営してそれ以外の住民がお客さんではなく、”みんな当事者”という意識が必要と感じた」という感想も。
 他に、防災ステーションのこと、災害時におけるマンションと戸建て住宅の違いなど時間が足りなくなるほどの意見交換の時間でした。
会場の様子
 最後に、箕面市の自治会を考える会の土岐博会長から、令和5年度実施した全4回の内容を振り返り、これらの意見をもとに提案書の第2弾を作成したいこと、そして、6月15日開催のシンポジウムに是非皆さん参加してくださいとの呼びかけがありました。
<参加されたかたの感想>
  • いろんな地域の報告があり意見に触発されます。自分の自治会だけでは限りがあります。
  • 参加した皆さんが同じような悩み、思いを持っておられることがよくわかりました。今回避難所の在り方、少なさの意見が多くありました。箕面市に会として意見を聞きたいと思いました。
  • 防災に関しては、きめ細やかなことを考える必要があると痛感しました。若い世代がもっと参加してほしいと思いました。
 箕面市の自治会を考える会では、今後もこのような集まりを開催し、地域コミュニティ活動活性化のためにはたらきかけていきます。関心のあるかたのご参加をお待ちしています。(参加申込は、下記、箕面市社会福祉協議会まで)

★シンポジウム~共助でつながる自治会が地域社会の未来をひらく~ 開催!
 ぜひご参加ください! 詳細はこちら
  

問合せ:箕面市社会福祉協議会 地域福祉推進課
電話:072-749-1575
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