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社協ブログ

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【取り組み紹介】精神障害者理解促進事業『ハートパーク』について

2025-03-07
【取り組み紹介】精神障害者理解促進事業『ハートパーク』について
 皆さんは「精神障害」「こころの病」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?
 「こころが弱いからなるのでは?」「甘えているだけ」「事件を起こしそうで怖い」などのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは誤解です。
 箕面市では「こころとこころのふれあい広場」を合言葉に、上記のようなこころの病への誤解や偏見をなくし、理解を深めることで、「共学共生」のまちづくりをすすめることを目的として『ハートパーク』という取り組みを平成24年から毎年行っています。

 ハートパークの主催は社会福祉法人息吹、実行委員は息吹の職員、メンバー(当事者のかた)の他、箕面市教育委員会職員、箕面市社会福祉協議会職員となっています。


 令和7年2月25日と26日、萱野北小学校の6年生児童を対象にこのハートパークが開催されました。
 事前に萱野北小学校にて精神障害の基本的なことや、息吹のメンバーからの実体験のお話を授業で聞き、その後実際にメンバーの方々が働いている就労継続支援B型事業所「もみじの家」へ行って見学・交流を行いました。
 最初はもみじの家のメンバーさんから児童への質問タイム。
 メンバーさんから「好きな食べ物は?」「習い事はしてるの?」などなど、色々な質問が飛び出し、最初は恥ずかしそうに話す児童のみなさん。でも最後のほうでは好きなことがお互い電車ということがわかり、共通の話題でみんなが盛り上がるといった場面もありました。
 後半はもみじの家でされているお仕事の紹介と、実際に仕事の体験をみんなでしました。教えているメンバーさんも、教えてもらっている児童の皆さんも真剣な表情で、とても楽しい時間を過ごしました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後はもみじの家の皆さんから児童の皆さんにメッセージとプレゼントが!「仕事は難しかったけれどやってみてよかった」「とても楽しかった」などなど、児童の皆さんがたくさん感想を言ってくれました!
 ハートパークは今回ご紹介した小学校での体験学習のほか、「ハートパーク学習会」という地域に住む皆さんの学びの場も企画しています。



【精神障害者理解促進事業 ハートパーク学習会 精神科と聞くとどのようなイメージをいだくでしょう】

精神科医療機関における生活支援 
精神科医療とつながる際に役立つ基礎知識を学びましょう

日時:令和7年3月8日(土)午前10時~12時
会場:箕面市立総合保健福祉センター分館 2階 講堂
講師:宮脇 英子氏(神戸女学院大学 心理学部心理学科専任講師・精神保健福祉士)

同時開催:障害理解のためのパネル展示
     障害者が働く事業所の製品販売

この学習会に関することについては、事務局の地域活動支援センター パオみのお(電話:072-726-7800)まで直接お問い合わせください。


まずは「精神障害」「こころの病」のことを正しく知ることが、誤解や偏見をなくす第一歩ですね。
引き続き箕面市社会福祉協議会も、息吹の方々をはじめ、様々な関係団体と連携しながら障害理解を進めていければと思います。

萱野北小校区担当:亀谷


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