社協ブログ
【社協情報】第3回箕面市災害支援ネットワーク会議を開催しました
2022-10-07
9月29日(木)は、箕面市災害ボランティアセンターの設置場所である「みのお市民活動センター」を会場に、第3回箕面災害支援ネットワーク会議を開催し、16団体32名の参加者で箕面市災害ボランティアセンターの運営について話し合いました。
一人目は箕面ライオンズクラブ 藤原康雄さんです。藤原さんはこれまでも数々の被災地で災害ボランティア活動をしてこられました。その中から、熊本地震での体験をお話くださいました。
基本的にボランティアは自己責任のため、食事、寝る場所などはすべて自分で準備していくこと、報道される市町村にはボランティアが押し寄せる一方、その周辺地域ではボランティアが少ないという現象が起きること、現地状況の情報収集が大切であることをお伝えいただきました。最後に災害ボランティアセンターを運営する側としてボランティアの力を最大限に生かすには
①地元の連携
②適切な役割分担
③スムーズな受け入れ
④迅速な事務処理
⑤的確な情報発信
⑥平時からの準備
が大事であるとお伝えくださいました
最後に、4つのグループに分かれて、「箕面市災害ボランティアセンター運営マニュアル」についての意見交換を行いました。
グループでは、
・災害ボランティアセンター運営のうえで車は必須。駐車場の確保や車両の動線の確認が必要ではないか。
・ボランティアは自己責任で、とは言っても、受け入れるにあたっては待機場所などの確保が必要ではないか。
→箕面市地域防災計画では、コミュニティーセンターがボランティアの宿泊場所となっている。
・災害ボランティアセンター設置場所として、第2、第3候補を検討しておく必要があるのではないか。
・SNSによる情報発信だけでなく、事務処理にICTの活用も検討してはどうか。
・想定されるニーズに対応できる専門性を持った人と平常時からつながっておくことが大事。
などの意見があがりました。