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社協ブログ

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【ささえあい情報】校区ごとに毎年開催!「令和6年度ささえあい推進会議」

2025-03-28
 ささえあい推進会議は、小学校区ごとに住民、地域団体、事業所など様々なかたが地域の情報や課題を出し合いながら話し合い、孤立・孤独をつくらないためのつながり・支え合い活動を進める場です。令和6年度は各校区1~2月に開催しました。

※校区ごとの開催日時はこちら
 地区福祉会や民生委員・児童委員、青少年を守る会など地域で活動している団体だけでなく、自治会やマンション管理組合 、ボランティアやNPO法人、事業所、当事者の会など様々な立場のかた、のべ505人が参加。全校区下記の内容で開催しました。
<内容>
①令和6年度の校区の活動(新規の活動、発展したこと、検討中など)の共有
②3年間の活動推移の確認(第3期地域福祉活動計画の進捗確認)
③グループに分かれて意見交換

※各小学校区の取り組み進捗状況の詳細はこちらからご覧いただけます。
令和6年度 ささえあい推進会議を開催して
 計画策定時(3年前)にあがっていた声が少しずつ実現していることがわかりました。
例)・気軽にフラッと立ち寄れ、誰もが集える場がほしい →コミュニティカフェの増加
  ・自治会同士や各種団体との意見交換、交流会を実施 →小地域ささえあい会議(校区よりも小さなエリアでの話し合いの場)の開催

 また、例年と比べて次のような特徴がありました。
◆グループに分かれた意見交換では「障害者」グループが増加
 「高齢者」「子ども」に比べ、ささえあい推進会議では話題にあがりにくかったテーマ「障害者」。地域では、障害者事業所の地域連携も少しずつ進み始めている中、令和6年度のささえあい推進会議では、関係者に積極的に参加を呼びかけたこともあり、当事者団体、障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型や放課後デイサービス、障害のグループホーム運営者)などからの参加者が増加。7校区で「障害者」グループをつくり意見交換し、中には今後につながる具体的なアイデアもありました。
<障害グループの意見>(一部抜粋)
・子どもに障害があると周囲に話しにくい。障害者の親、兄弟が気兼ねなく話せる場があれば。
・障害者施設内で取り組んでいることは素晴らしいことがたくさんあるが、中の様子が見えないため理解が進まないのではないか。
・正しいことだけを説明しても無関心者は遠ざかっていく。イベント開催や畑の活動など、障害のあるなしに関わらず皆が「楽しい」と感じる活動を目指したい。
・障害者事業所と福祉会が一緒になって何かできればよい。そのためにはお互いの考えのすり合わせが必要。本日のメンバーで再度集まり、今後について話し合っていきたい。


◆ICT活用の話題が増加
 これまでも「SNSを活用した活動の呼びかけ」などの意見はありましたが、令和6年度は「高齢者の見守り」や「サロンへの移動手段」としてICTを活用する意見があがりました。
例)
・人の目による見守りだけでなく、「トイレの電気が24時間に一度も反応がない場合に連絡が入る(他市事例)」などICTを活用した見守りもあるとよい。
・高齢者のサロンへの移動手段として、令和6年12月から市が実証運行中の「のるーと箕面」(AIオンデマンドバス交通)を活用できないか。
◆子どもたちの意見も会議に反映
 萱野東小校区では、小学校での福祉学習と連動し「福祉のまちづくり」の授業を通して考えた4年生103人の声を共有。参加者からは「小4とは思えない鋭い感覚」「提言している内容にびっくり」「次回は子どもたちにも参加してもらいたい」との感想があがりました。
<子どもたちの意見>(一部抜粋)
・信号が青なのに、進んでいなかったら「青だよ」と教えてあげる。
・高齢者が安心して暮らせるように、シェアハウスを増やす。たくさんの人と支え合えるから。
・5年生や6年生になったら子ども食堂に手伝いに行く。
・手話など、障害のある方に寄り添えることを教えてくれる場所があったらいい。

 各校区で挙がった意見やアイデアは、校区担当職員も地域の皆さんともに継続して考え、活動として形になるよう取り組んでいきたいと思います。生まれた活動などは、このブログでも随時紹介していきます。


地域福祉推進課  担当:松並
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