社協ブログ
【ささえあい活動】家族で学ぶ防災教室(萱野東小校区)
2025-02-28

2月22日(土)萱野東小学校の家庭科調理室で、「家族で学ぶ防災教室」がありました。(市民活動フォーラムみのお、大阪ガスネットワーク、コープこうべ、萱野東小地区防災委員会の4者が企画・実施)
萱野東小校区にお住まいの方を中心に10家族29人、大人と一緒に未就学児~小学校高学年までの子どもたちが参加しました。
いざ、災害が起きたらどうするか!?
前半の講話では、水・ガス・電気というライフラインが止まったら、歯磨き、洗濯、お風呂、トイレなど、当たり前にやっていることが急にできなくなることに子どもたちもびっくり。そして、震度7の地震が起きたら家具が倒れ、圧死につながることも映像で学びました。
ワークショップでは、自分の家の間取りを書き、危険な場所がないかを確認。


・高いところには重たい荷物は置かない
・転倒するような家具は固定する
・避難経路を確保するために廊下やドア付近に物を置かない
など、たくさんの学びを得ました。
そしてお腹が空いてきたタイミングで、防災クッキング!
単に食いつなぐための非常食ではなく、被災後の生命・健康を守るための災害食を作るため、栄養価の高いサバ缶・野菜(白菜、玉ねぎ、えのき)・トマト缶を使ったスープを作りました。(ちなみに水は一切使いませんでした!)



手を洗うために水を使いましたが、ペットボトルに小さな2ミリほどの穴を空けることで節水できる方法や、A4用紙を使ったお皿作りにもチャレンジ!



アルファ米は、お湯を入れて蒸らすこと15分で出来上がり~

自分たちで作った災害食は「美味しい」と大好評。
外は雪が降るほど寒い日でしたが、温かい食事を摂りみんな大満足。
防災について、日ごろから備えること・工夫できることなど、学びの多い防災教室でした。
そして、地区防災委員会のスタッフの方々と参加者の交流の機会にもなりました。
「地域で交流しながら、防災を楽しく学ぶ」・・・共助につながる取り組みだと感じました。
萱野東小校区担当:山岡
