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社協ブログ

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【ささえあい活動】小地域ささえあい会議を開催しました!(豊川南小校区)

2024-10-09
毎年、小学校区ごとに開催している「ささえあい推進会議」。自治会をはじめ、地域団体、福祉事業所、学校などに呼びかけ、地域の課題を共有し、解決に向けての意見交換を行っています。
 
今年度は、より身近な生活範囲で開催し、いざとなった時に助け合えるよう、「小地域ささえあい会議」を順次開催しています!
 
★小地域ささえあい会議の目的★
①近隣の自治会同士のつながり
②自治会と地域団体とのつながり
③自治会と福祉専門職とのつながり
豊川南小校区は、大きく4つのエリアに分けて順次開催していく予定です。
 
初回は9月29日!
小野原東4丁目~6丁目の戸建て住宅中心のエリアで開催し、17人が参加しました。
(参加者内訳)
5つの自治会から自治会長、担当エリアの民生委員・児童委員、地区防災委員会委員長、地区福祉会役員、中東部高齢者くらしサポート職員、生活相談窓口の担当職員、ささえあいステーション職員など
日ごろから、地域団体同士(地区防災委員会、地区福祉会、民生委員・児童委員)は顔なじみですが、1年交代が多い自治会長さん方とは「初めまして」の関係がほとんどなので、自己紹介タイムからスタート。自治会の活動状況について共有しました。
 
定期的な清掃活動で住民同士の交流を図っているというお話や、多くの住民に参加してもらうための「親睦会の工夫」など、意見交換しました。
 
そして、一番の話題は「防災」について。
防災マニュアルを作成している自治会は少数で、その他の自治会から「必要性はわかっているが、そこまで手が回らない」、「避難所の場所だけ知っておくだけでいいのでは」など、様々な意見がでました。
2018年に起きた大阪北部地震では、豊川南小学校体育館に多くの外国人が避難。
避難所運営を経験した福祉会役員から、「あの光景を見た人は、日ごろから訓練や備えをしておかなければならないという意識に変わった」と当時を振り返られました。
小野原東4丁目~6丁目エリアで防災を進めていく一つの手段として、小金尾自治会(定期的に防災フェスタを開催)は広域ネットワーク(自治会以上、小学校区以下の範囲)で考えていきたいと、すでに近隣自治会に提案されているようです。
地区防災委員長からも、「自治会単独や、近隣自治会と協力して訓練を行うことを、地区防災委員会として応援している」と力強い言葉をかけられました。
 
そして、話題の二つ目は高齢者について。
直近で、地区福祉会が実施する「敬老の記念品」の配布があったので、高齢者宅を訪問した感想やエピソードを、民生委員さんから共有していただきました。
「賃貸マンションにお住まいの方は自治会に入っていないので、記念品配布でつながることができる」
「足が悪くて外出できない方や、玄関先まで出てこられない方もいる。どうつながっていけばいいのか悩む」
「協力できることがあったら言ってね!と申し出てくださる高齢者の方もいた」
 
高齢者くらしサポートの職員からは、
「夫婦どちらかが認知症の世帯や、一人暮らしで認知症の方もいる。近隣の人が異変に気付いて、つないでもらっている」と、ご近所の「気づき」の大切さを強調。また、今年度からスタートした「オレンジカフェ太陽」(認知症カフェ)についてPRしました。
 
生活相談窓口の職員からは、経済的な困りごとの相談や、ひきこもりの相談を行っていることを説明。豊川南小校区内の相談内容の傾向について紹介しました。
 
最後に、今日の会議の感想を自治会長さん方に聞くと、
・知らなかったことを教えてもらい勉強になった
・チラシをたくさんいただいたので、自治会で共有したい
・自治会をコンパクトにしていくという考え方は変わらないが、勉強になった
・今日、いろんなことがわかった。これから協力していきたい
など前向きな感想をいただきました。
1年交代で役員が変わる自治会がほとんどで、「いろいろ地域団体があるけれど、よくわからない」というのが現実ではないかと思います。今回、豊川南小校区で初めて行ったささえあい会議。毎年開催していく意義を、担当者として感じました。
 
豊川南小校区担当:山岡
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