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社協ブログ

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【社協活動】第4回地域共生社会シンポジウム「知ろう!話そう!認知症のこと」を開催しました

2023-11-30
 11月25日(土)、箕面市立メイプルホールにて第4回地域共生社会シンポジウムを開催し、423名の方が参加しました。

 第4回目となるシンポジウムのテーマは「認知症」です。
 認知症は、2025年には65歳以上の5人に1人がなると言われますが、まだまだ誤解や偏見が多いのが現状です。「認知症になったらおしまい」ではありません。認知症について市民の皆さんが正しい知識を持つことで、認知症の人も地域で希望をもって安心して暮らしていくことができます。 

 シンポジウムは、厚生労働省が認知症本人大使「希望大使」として任命している、宮城県仙台市在住の丹野智文さんからのメッセージ動画からスタートしました。

 丹野さんは、「認知症になって困った時に『助けて』と言える仲間をつくることです。そして、当事者同士で困ったことを話し合って工夫すれば、認知症でも実は困らないです。」とお話しされました。周囲の人との関わりや社会環境が大切だと語り、「安心して認知症になれる町を作っていきましょう」との力強いメッセージをいただきました。
 第1部は、新阿武山病院の認知症サポート医、森本医師による「認知症とは~新たな認知症観へ~」と題した講演でした。

 認知症は老化現象で、80代後半で5人に1人、90歳以上は2人に1人が認知症とのデータがあるそうです。認知症でも本来の性格や好き嫌い、相手の雰囲気を感じる能力は保たれ、自分が「今までと違い何かおかしい」ということはわかります。それで閉じこもる人も少なくないそうです。森本先生が、できないことより「できること」を見つけ、できない部分は周囲がサポートすることで、自分らしく暮らしていくことは可能だと言われたことが印象的でした。明るく前向きに考えることが、脳の老化を遅らせます。

 第2部は、「本当のところ、認知症って…?」をテーマにトークセッションをしました。
 
 まずは、箕面市健康福祉部地域包括ケア室から、「新たな認知症観」の紹介がありました。
 認知症は誰もがなるものであり、恥ずかしいことでも隠すことでもありません。できることも豊富にあります。認知症であることを周囲にオープンにすることが一つのポイントです。オープンにすることで、できることで活躍しつつ、できないことは周囲のサポートが得やすくなります。
 トークセッション後半は、「認知症カフェ」の活動紹介です。
 「認知症カフェ」は、認知症の人や家族、地域住民など、誰もが気軽に集まって話し、自分事として認知症について考える居場所です。カフェタイムのほか、ミニ講話の時間もあります。
 シンポジウムでは2つの認知症カフェを紹介しました。
●池田市の認知症カフェ「オレンジの会」  
 紹介:医療法人マックシール マックシールスクールの平野亨子さん
 認知症の人や家族にとっての不安感や負担感が軽減できる語りの場であり、地域での「つながり」と「必要な情報」が得られる場として、池田市内で月3回ほど開催しています。

●北部・西南高齢者くらしサポート「なないろカフェ」
 紹介:北部・西南高齢者くらしサポート管理者 中村勝利さん
 認知症を包み込む地域づくりを目指して開催しています。認知症の人が語り合い、介護者が悩みや思いを共有でき、地域住民は認知症を正しく知る機会となります。北部・西南高齢者くらしサポート内で月1回開催しています。
 認知症カフェのほか、「箕面認知症家族会びわの会」や「男性介護者のつどい」など、箕面に今ある活動も紹介。箕面市健康福祉部からは、今後の新たな取り組み「本人ミーティング」の紹介もありました。

 シンポジウムの中で、「認知症カフェという名称は抵抗があり行きにくい」との話題提起がありました。ですが、そう感じてしまうことこそが偏見です。一人ひとりがそのような認知症観を転換していくことで社会全体が大きく変わり、「安心して認知症になれるまち」になっていくことを確認し、シンポジウムは終了しました。

<来場者の感想>
・改めて認知症というものがわかった。
・認知症をオープンにしていくことの大切さを知った。
・認知症は老化現象と捉えれば、身近で自分ごとと考え、将来のために今から準備したり地域に協力できることはたくさんあると思った。

認知症の取り組みに関心がある、参加したいという方は、ぜひ下記までご連絡ください。

地域福祉推進課 担当:畑中
電話072-749-1575

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