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社協ブログ

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【社協情報】箕面市内の災害被害想定を学ぶ!(災害支援ネットワーク会議)

2023-09-11
 9月3日(日)みのお市民活動センターにて第4回箕面災害支援ネットワーク会議を開催し、26団体30名が参加しました。
 今回のメインテーマは「箕面市における災害被害想定(地震、風水害の両方)について」です。箕面市 総務部 市民安全政策室 室長補佐の高橋雅史さんから、箕面市ではどの断層が揺れる予想があるのか、南海トラフ地震の時はどうか、土砂災害や川の氾濫の予想など具体的に教えていただきました。

 地震では、南海トラフ地震では箕面市に津波被害想定はないことや有馬高槻断層帯地震の被害が一番大きな被害想定で、全壊建物が5,556棟、避難所生活者が12,000人を超える想定となっている、などのお話がありました。地震の発生確率については、大阪北部地震は想定していなかった地震だったことから、あくまで目安であることを学びました。
 風水害については、ハザードマップをもとに土砂災害や川の氾濫予想の箇所を確認。皆さん、ご自宅の状況を確認していました。ハザードマップは定期的に更新され、ご自宅に配布されています。事前に確認しておくことは大事ですね。
 その後は、災害ボランティアセンター運営マニュアルをもとに、非常体制を配備すべき災害が起きた後の災害ボランティアセンター開設の流れや、8月の台風7号で被害のあった京都府福知山市の災害ボランティアセンターの状況について共有しました。
 最後に、グループに分かれ、災害時の助け合いに必要な備品や準備について意見交換を行いました。
<意見抜粋>
  • ボランティア支援が必要かどうかのニーズ調査は、地区福祉会や民生委員だけでは足りないと思う。自治会の力が必要。
  • 自治会や地区防災委員会と災害ボランティアセンターのつながりを作っておかないといけない。
  • 各地区防災委員会でも資機材を備蓄している。それらを、いざという時に共有できるとよいのではないか。
  • 災害ボランティアセンターの開設場所については、トラックの駐車場、土嚢の置き場、ブルーシートの保管場、泥の洗浄などを考えると、みのお市民活動センターは適さないのではないか。

これらの意見を活かし、災害時の助け合い活動について前に進めていければと思います。


ボランティアセンター 担当:松並
箕面災害支援ネットワーク会議とは?
 平成30年の大阪北部地震の経験を踏まえ、多団体の協働によるボランティアセンターの運営を目指して令和3年7月に立ち上げました。関係団体が「災害」をテーマに定期的に集まり、ボランティア同士で顔の見える関係を作ることで、大規模災害時にも円滑なセンター運営を目指します。

◆参加団体:ボランティアセンター登録グループのうち災害ボランティアに協力できる団体、災害ボランティアに関心のある団体・事業所、行政(福祉部局と危機管理部局)

◆企画団体:(特活)市民活動フォーラムみのお、箕面青年会議所、箕面ライオンズクラブ、社会福祉協議会


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