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社協ブログ

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【福祉会情報】防災研修を開催!(北小校区)

2023-08-30
 北小地区福祉会は、8月24日(木)に箕面文化・交流センター(サンプラザ)の地下多目的室で、防災についての研修をしました。
役員・幹事だけでなく北小学校区内のどなたでも参加できる『災害に備えて~北小校区における地震・大雨対策~』についての研修で、広く呼びかけました。

8月15日に箕面市にも影響のあった台風7号のことや、発生の切迫性が高まっている南海トラフ地震のこともあり、参加された皆さんにも関心が高い様子でした。

講師は箕面市市民安全政策室から中山さんが来てくださって、
1.ハザードマップについて
2.南海トラフ地震について
3.備えについて
以上3点についてお話ししてくださいました。
まず、「今後30年間で、マグニチュード8から9の巨大地震が発生すると思う方、手を挙げて」との質問があり、参加された人はほぼ手を挙げていました。次に「その大地震が今日発生すると思う人は?」という質問には、ほぼ誰も手を挙げませんでした。
それは「正常性バイアス」と呼ばれる心理用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまうという人間の心理特性が影響しているそうです。
ハザードマップの見方も聞きました。
市から「高齢者等避難」のお知らせがあった場合、レッドゾーンの場合は「避難所に避難」、イエローゾーンの場合は家が安全なら「外出せず、家にいる」、ハザードエリア外の方も「外出せず、家にいる」と聞きました。
北小校区のハザードマップの土砂災害については、レッドゾーンとイエローゾーンはありますが、1階の窓から土砂が流れ込む危険がある『ハイリスクエリア』はないそうです。
南海トラフ地震発生時の箕面市の被害想定についても聞きました。
震度は6弱で立っていられない程度の揺れですが、津波の被害は発生しないとのことでした。
大阪府が出しているライフラインの復旧想定などの説明もありました。
いざ!という時の、防災備蓄品についても聞きました。
停電のときに必要なもの、断水の時に必要なもの、そのほかいつも飲んでいる薬やコンタクトレンズ、赤ちゃん用のミルクやおむつなど、それぞれが用意するものもあります。
地震、台風等の自然災害の影響により、停電から電気が復旧するときに発生する「通電火災」があるそうです。
通電火災を防ぐには、停電中に家電等の電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜きます。また避難など家を空ける際にはブレーカーを落とします。
しかし、地震発生直後は、自分自身の身を守ることが最優先であり、必ずしもブレーカーを落として避難できるとはかぎりません。あらかじめ『ブレーカー遮断装置』を設置する方法もあるそうです。
30年以内に発生するだろうなぁとは思っていても、たいていの人はまさか今日とは思っていないということです。地域の人で声をかけあって、支え合っていけたらと思います。
北小地区福祉会では、住民の皆さんの興味のある研修を企画されています。
今年度は防災研修のほかに、防犯の研修や認知症についての研修も検討されているそうです。参加してみてはいかがでしょうか

北小校区担当:島中
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