社協ブログ
【ささえあい活動】第2回 萱野小学校区自治会交流会を開催!(萱野小校区)
2023-08-25
自治会活動は、その歴史や規模、会員の構成、地域の状況によって様々です。抱えている問題や課題も自治会ごとに異なっています。ですが毎年発生する「自然災害への対策」など共通課題も増えてきています。
そんな中、同じ萱野小学校区の自治会に呼びかけて緩やかな交流会を持ち、日頃の活動についての意見交換や悩み、課題を話し合おうと開催したのが『自治会交流会』です。
昨年7月31日(日)に第1回の交流会を開催し、今回は第2回目として、「ご近所さんがお茶しながら座談会!」 というテーマで開催しました。
まず【日頃のささえあい 自治会で「認知症」について考えてみた!】ということで、ハイムタウン箕面自治会の会員さんからお話を聞きました。
「昨年亡くなった夫に『誰にも知らせてくれるな』と言われたので、お見舞いも弔問も断った。だが、夫が旅立ったあと、毎日のように近隣の誰かが訪ねて来てくれている。
それまで顔は知ってても名前はわからなかったご近所さんが、ふわっと集まってくれたり、自宅や集会所でみんなと集ったり、ご近所ならではの付き合いができるようになった。
夫がいなくなり24時間自分の自由な時間になって、ラジオ体操やウクレレをしてお茶をする。みんなで声かけあって、楽しい人生を送りたい。
自治会さまさま!ご近所さまさま!と話されていました。
井戸端会議的な意見交換のあと、
【いざ!という時の助け合い 防災イベントのつくり方!】のお題では、唐池公園地区自治会長が、阪神淡路大震災の際に消防士として神戸に入った経験を踏まえて、共助の助け合い、自治会の大切さを痛感したお話をされました。
「コロナ禍で研修や訓練もやりにくくなったが、コロナでも研修はやるべきだと考えていた。小さい自治会単体ではできないことも、周辺の自治会長にちょっと声をかけたらいいのではないか。自治会は違ってもラジオ体操や、シニアクラブで繋がってる部分もある。いざという時のために、助け合いができるのは自治会。単独の自治会ではできないことも共同だとできるのではないか」とお話をされました。
最後のお題【自治会の困り事 そもそも回覧板って必要?】については、NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝の丸岡さんから、LINE【公式】アカウントの活用についての話題提供がありました。
もっとじっくり聞きたい話題でした。
いろんなお話を聞いて、あっという間の2時間でした。
意見交換では「リソースのネットワーク化ができたらいい」「近くの小規模自治会と統合ではなく、ときどき連携できたらいい」「自分の自治会の得意技を出して、協力し合えたら」など、たくさん意見交換ができました。
自治会長さんだけでなく、会員さんも大歓迎だそうです。「自治会」のことだけでなく、ご近所のささえあいの話も聞けました。
みなさんも誘いあって、次回の交流会に参加してみてはいかがですか
萱野小学校区担当:島中