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社協ブログ

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【ひきこもり相談窓口】ひきこもり家族のつどいを開催しました

2025-05-22
注目
今年度1回目はゲストを招いて開催しました
5月12日(月)に令和7年度第1回目の「ひきこもり家族のつどい」を行いました。
家族のつどいは2か月に1回、社協ひきこもり相談窓口が開催しており、ひきこもり状態にある方のご家族が、安心して思いを語り合ったり情報交換を行う場です。
今回は、大阪虹の会理事であり泉州ひきこもり家族会の代表をされている日花睦子さんをゲストにお呼びし、お話を聞き参加者と意見交換をしました。
今回のつどいは、他市で日花さんの講演会に参加したご家族からの提案で実現した企画で、当日の進行や準備についてもご家族の皆さんと一緒に行いました。



家族だから語れること
日花さんは、19歳からひきこもっている息子さんと暮らしているお母さんでもあり、ご自身の体験をもとに大変貴重なお話を聞かせていただきました。
「わたしががんばらな!家族でなんとかせな!と自分を責め自分の子育てに罪悪感を持つのではなく、誰かに助けてと言うべきだった」
「親自身が一生懸命生きてきた自分自身を抱きしめて癒してあげて」
「親が元気でいることが本人の安心につながり、本人との関係改善につながる」

家族だから語れる言葉は、参加者の皆さんの心に響いたことと思います。
不安は尽きない、でも元気に明るく活動されている日花さんにたくさんのパワーを分けていただきました。

日花さんとの意見交換では次のようなお話がありました。

「親がいなくなったあと、本人が様々な手続きをできるか心配である。気軽に相談できる仕組みなど何か仕組み作りが必要だと思う。」という参加者の意見に対し、「本人が助けてと言えなくても、誰かが本人に気がついてもらえる仕組み作りができるとよい。」と日花さんから意見をいただきました。

「本人と兄弟の関係性」について質問された参加者もいました。「兄弟に本人の扶養義務はなく、扶養を断ることもできる。」「兄弟は本人との関係性があるため一定理解があるが、兄弟の家族が本人のことを理解することは難しい場合もあり、親としてはつらくしんどいこともある。」と日花さんはお話されていました。


次回は、7月14日(月)10時~12時です。詳しくはもみじだより7月号をご確認ください。
お困りのことがありましたら、社協ひきこもり相談窓口(072-727-9515)までご相談ください。

相談支援課:竹内

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